単身で家を買う人は増えている?そのワケとは?

マンション購入

こんにちは、アラフォー独身でマンションを購入したそらです。

物件探しをしていて感じたのは、単身者向けの分譲物件が世の中には少ないということ。

そもそも単身で住宅を購入する人はどのくらいいるのでしょうか?

住宅金融支援機構の調査によると、住宅ローンを利用した単身世帯の割合はこの5年で1.5倍に増えているとのこと。

それでも2023年時点でその割合は約6.8%、私が物件を探し始めた2020年時点では5%未満でした。

物件数が少なくて当たり前と言えますね。

それでも近年、独身で家を買う人は増加しているようです。

上記は住宅ローン全体の値ですが、マンションに限って言えば、購入者を検討している人の5人に1人は独身世帯、とも言われているんだとか。

これから単身者向けの物件は増えてくるかもしれませんね。

なぜ単身で家を買う人は増えている?

自身の経験を元に、独身で家を買う人が増えている理由を考えてみました。

1.そもそも未婚率が高まっているから

初婚年齢は上がり続け、独身世帯も増えています。

ずっと実家暮らし、という方もいるでしょうが、ある程度の年齢になればひとり暮らししたくなる人もいるでしょう。

すでにひとり暮らしの人も、ずっと賃貸でいいのか?と考えるときはあるかと思います。

今独身向け物件の需要は高まっていると言えるのではないでしょうか。

2.経済的なメリットがあるから

近年は金融政策のおかげで、住宅ローンの金利は非常に低く設定されています。

今後金利が上がるかも?とは言われているものの、それでもまだ他のローンに比べればとても低い金利でローンを利用することができます。

以前こちらでも書きましたが、税制優遇などの制度も手厚くなっています。

ローン残高に応じて所得税や住民税から控除される住宅ローン控除制度や補助金などを活用することで、経済的な負担が軽減されます。

賃貸物件に住んでいる場合は、こうした税制優遇は受けられません。

例えば家賃約7万円の部屋に20年間住んだと仮定してみましょう。

 7万円×240か月=1680万円

2年に1回家賃2か月分の更新料が発生すると想定すると、1800万円近い金額を払うことになります。

でも、同じ金額を住宅ローンに回せば、資産として自分の家を手に入れることができることになります。

3.賃貸より設備が充実している

一般的に分譲物件は賃貸物件よりも広かったり設備等のグレードが高いことが多いです。

キッチンや水回りなど、賃貸よりもワンランク上の設備が入っていますし、壁の防音性や防熱性も高い場合が多いでしょう。

ちなみに私の住む町の同様の立地で広さ55平米のマンションの家賃相場は約12万円、現在の月の返済額の約1.7倍です。

家賃相場よりも安い金額で満足度の高いお部屋に住むことができるのは大きなメリットと言えます。

3.長期ローンを組める年齢には上限があるから

マンション購入を検討し始めた時、私の年齢は38才でした。

35年の長期ローンを組んだ場合、完済できる年齢は70才を超えてしまいます。

住宅ローンの完済時年齢の上限は75~80歳に定められていることが多いため、もし50才頃になって家を買いたい、と思っても、同じような長期ローンは組めないことになります。

私が今のマンションを買った決め手

私の場合は上記に加え、この先結婚などで家族が増えたり、転職で勤務地が変わったとしても、住み替えは難しくないと思えたことが、大きな理由の一つです。

住みたい地域の中古マンションの相場を調べた結果、以下3つの理由から、将来引っ越すことになったとしても、損をする可能性は低い、と判断しました。

・周辺に大きな企業が多く、また、単身者向けの需要に対して物件数が少ない、つまり需要が高いこと。

・スーパーや病院、ショッピングモールなど生活に必要なお店が徒歩圏内に揃っていること。

・街自体が今後も発展しそうなこと。(この4年で徒歩5分圏内にスーパーが2件増えました!)

実際に購入してから現在に至るまで、たった数年ですが、物件の買取り相場はむしろ新築購入時よりも上がっているようです。

単身で家を買う際には、自身のライフスタイルや収入に合わせた資金計画が必要なのはもちろんのこと、将来のライフスタイルの変化にも対応可能な物件選びが重要なんだなと、学びました。

今は少し調べれば、たくさんの情報を得ることができます。
私自身、独身のままの物件購入にはためらいもありましたが、いろいろな人の体験などもとても参考になりました。

私の経験も、少しでもみなさまの参考になればうれしいです。

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