こんにちは、そらです。
私は38才の時にひとり暮らし用のマンションを購入しました。
単身でのマンション購入は、勇気のいることでしたが、今はあのタイミングで買ってよかった、と思っています。
今回はその時のお話。
独身アラフォーのマンション購入ってあり?
コロナ禍で在宅勤務となり、毎日毎日毎日ひとりで家で過ごす生活。
当時住んでいた1Kのお部屋はとても気に入ってはいたけれど、あくまで夜にくつろぐ場所としての空間でした。
1日中仕事もして休日も過ごす、となるとちょっと狭さを感じるように。
仕事をしているすぐ横にベッドがあるのって、ON/OFFの切り替えがしづらいんですよね。
仕事とくつろぎ空間を分けたーい!と思ったのが、家探しの最初でした。
当初は賃貸で住み替えを考えていたのですが、その頃、独身の友人がマンションを購入したという話が。
そこで初めて購入という選択肢が自分にもあるのか、と気づいたのです。

とはいえ、家を買うのって一生が決まってしまうような気がして勇気のいること。
そして考えたのはやっぱりお金のことです。
ひとりで家を買うなんて、とっても大それたことに思えました。
でも待てよ?
18才で一人暮らしを始めてからこれまで、賃貸に私は一体いくら払ってきたのかしら?
計算してみると、これまで賃貸に払い続けてきた金額の合計が軽く1千万を超えているではないですか!
このお金があれば、マンション買えちゃったのでは?なんて、、、
こうして購入が現実的な選択肢として視野に入るようになりました。
私が購入に踏み切った理由
購入に興味はあったものの、実際に購入に至るにはいくつかの後押しとなった条件がありました。
■毎月の支払金額
予算内の物件で住宅ローンを組んだ場合、月の支払いが検討していた賃貸の家賃とさほど変わらない金額となること。
それでより広く設備のしっかりとした部屋に住むことができる、というのは魅力的でした。
当時の住宅ローンは、変動金利で安いもので0.4%代と、超低金利。
努めている会社の提携銀行で金利優遇が受けられるのもありがたかったです。
■仕事の安定と住宅ローン補助制度
今の職場には契約社員で入ったこともあり、正社員となってからも家賃補助は受けることができていませんでした。
つまり、賃貸のままでは補助は受けられないのに、購入すれば補助が受けられるということ。
じゃあ、買っちゃったほうがお得なんじゃない?と。ちょっと安易ですが 笑。
また、契約社員の頃はいつかこの街から出ていくかもしれない、という感覚がずっとあったのですが、正社員となったことで、もしかしてこの街にずっと住み続けるかもしれない、と思うように。
それなりに大手企業勤務のため、今の会社にいるうちにローンの審査を受けた方が通りやすいだろう、という計算もありました。

■すまい給付金と住宅ローン減税(控除)期間の延長
基本的に10年の住宅ローン控除の控除期間が、コロナ禍、消費税増税の影響を影響を軽減するために13年に延長される特例が出ていました。
また、最大で50万円がもらえる「すまい給付金」の期間も対象内であり、決めるなら今だ、と行動を起こす後押しになりました。
※住宅ローン減税(控除)とは?
住宅ローンを利用して住宅を購入した人の税負担を軽減するための制度。
対象の条件や期間など、定期的に改正が行われているので、住宅ローンの借り入れを検討している人は最新の税制の確認が必要。
参考)住宅:住宅ローン減税 – 国土交通省
※すまい給付金とは?
住まい取得時の負担を軽減しようという考えのもとに、収入が一定以下の世帯を対象とした、住宅取得時に一度だけ給付金がもらえる制度。
消費税率の引上げに伴う税負担増加による影響を平準化するために実施されていた。
(令和6年3月で申請受付終了)
■ライフスタイルが変わる可能性について
購入当時38才。
ひとりでも生きていける、と思いながらも、結婚の可能性はゼロではないし。
身軽な独り身だからこそ、地元に帰ったり、全く違う新しい街に住みたくなる可能性だってまだあるかも。
というわけで、住んでいる街の中古物件事情を調べまくったところ、場所をしっかり選べば、物件の資産価値はさほど下がらないだろうということが想定できました。
生活に変化があっても売ることができる、と思えたので気が楽に。
私の住むエリアなら、物件の条件をきちんと選びさえすれば、いざ売るときにも需要はかなりありそう。
残債と同等以上、場合によっては購入時よりも上がる可能性すらありそうかも?!
ということで、プレッシャーはかなり軽減されました。
■ありがたき親からの援助(生前贈与)
いざ購入の意思を固めて親に報告した際に、ありがたいことに申し出をいただきました。
結婚祝い金として貯めてくれていたようですが、残念ながら独身のままでしたので、、、
住宅取得にかかる費用については、一定額まで贈与税がかかりません。
おかげで贈与を受けた分を頭金として入れることができました。
正直、想定していた頭金以外にも関連する様々な出費があったため、少しでも手元に現金が残ったのはたいへん助かりました。
本当にありがたい、感謝です。これまでの恩は返しきれないほどですが、少しでも返していかなければ。

さて、ここから本格的な物件探しがスタートしたわけですが、長くなりましたのでその内容はまた別途、共有させていただきますね。
マンション購入以外にも、人生が変わったな、と思う出来事について、よければこちらもご参照くださいませ。
>アラフォー独身 人生の分岐点となった4つのこと


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